社会教育主事講習を実施しました

熊本大学では、令和3年度社会教育主事講習を7月13日から8月6日の間に実施しました。

この講習は、文部科学省の委託を受け、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の教育委員会の協力の下、各県の社会教育を担う人材の育成のため実施されています。令和2年度からは新たに社会教育士の称号を取得できるようになったものの、コロナ禍で中止したため2年振りの開催となりました。熊本大学での実施は、昭和46年度から数え49期目となり、これまでの受講者は総数約3,700名となっています。

受講者は、各県の小中学校や教育事務所の教職員などで、今年度は36名(熊本県22名、大分県2名、宮崎県7名、鹿児島県5名)が参加しました。感染防止対策を徹底しながら、国立阿蘇青少年交流の家での合宿研修をはじめ熊本大学における講習、現場での企画力や実践力の向上を目的とした公民館での活動体験や各県社会教育施設での現地研修などの実習にも取り組みました。県外の講師による講義の一部はオンラインでの実施になったものの、受講者は全て対面で受講することができました。

活力ある地域社会づくりに向けた社会的な要望が一層強まるなかで、今年度の受講者は、熊本大学で実施した講習では初の社会教育士として、今後の活躍が期待されます。

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閉講式後の記念写真

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