熊本大学先端科学研究部が進めてきた「全国初の電動スクールバスの実証による地域の脱炭素化、強靭化の取り組み」が環境省の気候変動アクション環境大臣表彰(大賞)を受賞
熊本大学が熊本県/球磨村と共同で実施した全国初の電動スクールバスの実証による地域の脱炭素化、強靭化の取り組み(環境省の委託事業「中山間地域における電動マイクロバスの評価検証事業(R3~R5)」)が、このたび、環境省が主催する「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」の開発?製品化部門緩和?適応分野で、気候変動アクション環境大臣表彰(※)を受賞し、受賞者の中から特に著しい功績をあげたものとして環境大臣が決定する気候変動アクション大賞に選ばれました。
今回の受賞は、脱炭素化、エネルギー地産地消、強靭化、過疎地交通などの地域課題の解決と、導入が遅れている電動マイクロバスの普及を目的として、全国初となる電動スクールバスの実証事業を推進し、その実用性と効果をあきらかにして、電動スクールバス市場導入の見通しを得たことが評価されたものです。
12月2日に浜離宮朝日ホールで開催された表彰式では、同事業の実施責任者の松田俊郎特任准教授(大学院先端科学研究部)が出席し、環境省の土居地球環境局長から表彰状を授与されました。
令和6年12月2日 表彰式 (左から熊本県環境生活部 黒木主幹、 土居地球環境局長、松田先生) |
? 表彰状 |
12月10日には松田特任准教授から小川学長へ受賞報告が行われ、同事業の関係者全員で記念撮影を行いました。
学長?理事との記念撮影 (前列左から大谷理事、松田先生、小川学長) (後列左から、磯部先端科学研究部長、宮内先生、 木山先生、寺村技術専門職員、木下課長) |
? 事業関係者との記念撮影 |
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※気候変動アクション環境大臣表彰
気候変動対策推進の一環として、気候変動の緩和?気候変動への適応に顕著な功績のあった個人?団体をたたえる、環境省主催の表彰制度
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<関連サイト>
令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰 表彰式/受賞者フォーラム(YouTube)
https://www.youtube.com/live/VNK-T1dF9L0
令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰 受賞者紹介(環境省 ウェブページ)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/winners_r06.html
全国初の電動スクールバスの実証による地域の脱炭素化?強靭化の取り組み(環境省 ウェブページ)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/files/winners_r06_K05.pdf
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